12月 2010

夜が終わる前に「寝てしまう」

最後なんてどうでもいいんだというと君は笑う
言葉がいらないというのではなく、言葉がないのだ
ここへ来て、最後というのがどこなのか思わない
君だけが寝ている

最後だけ夜は明けるというと君は目を瞑る
穴だらけの言葉をわらうのだろうか
ここが日常なのかを思わない
真っ黒な外を見ている

最後にはあなた以外のすべてがノイズになってしまいそうだというとどんな顔をするだろう

名もなき平日の一日へ贈る

毎年毎年なにかがもたらされると信じるから電車に乗り組んだのだが
意識内にはなにもない
恥をのこして降りる

拒絶したはずの力によってむかう
遅延証明
だれもなにも言わない日がきている

目のない食堂
もくもくとめしを食う
出る

しんとしている
音は風すら存在しない
わたしの声はふるえている

座禅しかしらない
建物が鳴らされる
誰も来ない